フォレスティア

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フォレスティア(英: Sylvan)とは、ドラガリアロストの世界に登場する種族。 森の民とも呼ばれ、自然を崇拝し森とともに生きる種族である。

概要[編集 | ソースを編集]

いわゆる亜人(獣人)[1]であり、最大の特徴は半獣半人とも取れるその外見であり、ウサギの耳を持つことで他種族と判別できる。一般的なフォレスティアは狩猟採集を基本とする自然と調和した文化を築いており、「森の民」などとも呼ばれ、ヒューマンら他の種族からの認知度も高い。

伝統的な生活を送るフォレスティアは各地に小規模な集落を作り、それぞれの集落は族長と呼ばれる人物のもとに率いられる。各集落の民(一族とも呼ばれる)は外部との交流を積極的に試みないため、結果として害意をもった侵略や侵攻などを行うこともない。結果として、ドラゴンに次いで自然に近い存在であるとも言え、ドラゴンの庇護を受けて暮らす者たちも少なくない。

しかしながら、こうした自然崇拝文化ゆえの露出の少なさからか、ヒューマンの偏見や迫害に似た行為の対象となる一面もある。特にドラゴン排斥をうたうディアネル帝国の積極的な侵略対象となってしまっており、それがフォレスティア文化の閉鎖的な面を一層強めてしまっている側面もある。一方で、こうした閉鎖的なフォレスティア文化からの脱却を目指し、集落の外での生活の道を模索する者、森の外での知見を自らの糧としようとする者、他種族との交流、ひいては共存を目指す者などの新たな世代も芽生えつつある。

現時点では南北グラスティア大陸のみでその存在が言及されている。

フォレスティアの文化[編集 | ソースを編集]

  • 自然と調和した文化を持ち、また森の中で狩猟採集を基本とした生活を行っている。そのため、ゲームシステム的にも弓または短剣など狩猟具の発展系といえる武器種の使用者が比較的多く設定されている[2]
  • フォレスティア族は各集落で独立した生活を行っており互いに交流する機会も少ないが、例外的にスプラウト・バンケットの日だけは大陸中のフォレスティアがひとつの集落に集まり春を祝うとされる。
  • フォレスティアにも様々な出自の者がおり様々な衣服を着用している者がいるが、ほぼ例外なく老若男女問わずへそ出しコーデである[3]。事情によりへそ出しができないとさびしいし、へそ出ししていないフォレスティアを見るのもさびしいらしいが、へそを見える化するだけで落ち着くらしい[4]よくわからない……
  • 結婚指輪ではなく耳にリングを付けるのがフォレスティアの結婚の証であるらしい。
  • イリア教のような特定の宗教や神に対する信仰は持たない。しかしアールヴの樹を巡ってはある種の信仰に似た考え方が浸透しており、アールヴの樹がある森を神聖視し不可侵とする考え方も根強い。
    • しかし、使徒ピノンや元聖騎士シェルシエルのようにフォレスティアながらイリア教に深く関わるものも存在する。理由や背景については不明な点も多い。
  • 森の民らしく、植物やキノコ類の薬効を活かした秘伝の薬などが伝わっている。またハーブによる癒やしなどの研究に従事する者も。

身体的特徴[編集 | ソースを編集]

  • ウサギの耳を持ちヒューマンの耳は持たない[5]こと以外、外見におけるヒューマンとの違いはほぼない。
  • 外見的な差異以外には年齢や寿命に差が存在する。基本的にはヒューマンより長命であるが、300年もの年月を変化なく過ごすなどの芸当は一般的には不可能。
  • 肉体強度的な意味での差はさほど存在しないようで、狩猟採集など日常の生活習慣により高い運動技能や弓の腕前を身に着けている模様。
    • そうした生活を行っていないクラウは、むしろ体力の無さをたびたびネタにされている

余談[編集 | ソースを編集]

  • 英語版での「Sylvan」は、形容詞で「森の~、森にすむ~、樹木の多い~」のような意味であり、「名は体を表す」形になっている。
    • またその語源であるラテン語「silva(森、林)」は人名としてのSilvia、すなわちシルビアの語源でもあるという関係性になっている。

関連項目[編集 | ソースを編集]

  1. ただしドラガリ世界においては「人(ひと)」の一種であり、亜人という語が使われることはない。
  2. こうした背景は、フォレスティアで刀などの武器種を使用する者にはなんらかの特殊な事情がある……という演出的な説得力にも一役買っている。
  3. 例外はフォレスティアであることを隠しているフランチェスカや従者として尽くすクラウなど。
  4. ゆるがりあ第315話
  5. 初期に「リュカの3Dモデルに人間の耳があったために修正した」というアップデートがあったために判明。
  6. ニードルフェルトはカギのついた針で毛を刺すことで毛のキューティクル同士を絡めてフェルト地をつくる細工なので、原理的には人毛でも可能……とはいえ。