PERSONA5 SCRAMBLE Desire Lost
PERSONA5 SCRAMBLE Desire Lostとは、「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」とのコラボイベントである。開催期間:2021年1月31日~2月12日。
こちらも参照:公式サイトのコラポ特設ページ
概要[編集 | ソースを編集]
コラボイベント開催期間:2021年1月31日~2月12日
コラボ限定ドラゴン:アルセーヌ
ペルソナ5の概要[編集 | ソースを編集]
高校2年の春、とある事件がきっかけで転校を余儀なくされた主人公は東京の「秀尽学園」に転入する。
転校初日、同じ学校の生徒である坂本竜司と共に学校に向かうと、学校はまるで城の様になっていた!
学校の教員である鴨志田の欲望が具現化した異世界「パレス」の中で、欲望に塗れた大人たちへの叛逆を誓い、主人公はペルソナ能力を覚醒させる…
従来のペルソナシリーズである「ジュブナイル」と怪盗を中心とした「ピカレスク・ロマン」を組み合わせた、「ピカレスク・ジュブナイル」作品。
ペルソナシリーズナンバリング最新作であり、リマスター版の「ペルソナ5 ザ・ロイヤル(P5R)[1]」も発売している。
システムとしてはターン制のRPG。怪盗をテーマにした華麗な演出はシリーズ初プレイの方でもお楽しみいただけるだろう。
履修のすゝめ[編集 | ソースを編集]
- PS3/PS4をお持ちの方
買いましょう。しのごの言わずに買いましょう。
中古無印なら最安で2000円前後、ロイヤルでも7000円前後で買えます。ドラゴンダイヤ大量パックよりやすい
ロイヤルをお勧めします。ロイヤルの方が色々便利な機能が多く、
1周で多くの要素を回収できるので、結果的にはロイヤルの方が早く終わります。
プレイ時間はかなり急いでプレイして40時間、私がロイヤルのエンディングを見たのは150時間くらいでしょうか…
- PS5をお持ちの方
私は持ってないのであれなのですが、PSPlusのフリープレイにあったはずです。
すぐに落としてやりましょう。あれが無料なんて恐ろしいことです。
- 上記に当てはまらない方、時間がない方
PERSONA5 the Animationという題で、アニメ化されています。
ロイヤルの追加シナリオ範囲は含まれませんが、無印のストーリーはサブストーリーも含めてかなり網羅されています。
全26話+追加2話構成。
調べたらU-NEXTとdアニメストアでは全話無料配信されています。
どちらも31日無料があります土日で見れますね
P5Sの概要[編集 | ソースを編集]
前作「ペルソナ5」の世界から3ヶ月後。
事件の解決と共に消えたはずの認知世界の脅威が、再び現実世界の危機として襲いかかろうとしていた。
夏休みに仲間のもとへ戻ってきた主人公。その打ち上げの買い出しの最中に、偶然「ジェイル」と呼ばれるその危険な認知世界に迷い込んだ怪盗団。
そこで出会った謎の少女「ソフィア(ソフィー)」と共に、全国各地に点在するジェイルの元凶「王(キング)」を倒す夏休みが始まる…!
「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」(P5S)とは、アトラスより販売されているゲームソフト。
大人気RPGペルソナシリーズの5作目「ペルソナ5」の正当続編に当たる。
女神転生シリーズや世界樹の迷宮シリーズなどで知られる株式会社アトラスと、無双シリーズのコーエーテクモゲームス(オメガフォース)が手を組んだいわゆる「ペルソナ5無双」。
ifルートだったゼルダ無双やお祭りゲーだったFE無双等と違い、コーエーお得意のド派手な演出はそのままに、本編の3ヶ月後のアトラスによるストーリーが楽しめる良ソフト。
無双という単語に忌避感のある方もぜひ手にとってみてほしい。(また、コーエーとは思えないレベルでDLCがない)
「ペルソナ5」の続編ということもあり、「明智吾郎(クロウ)」や、「ペルソナ5 ザ・ロイヤル(P5R)[1]」のみに登場する「芳澤かすみ(ヴァイオレット)」などは登場しない。
日本及びアジア地域における本タイトルの発売は2020年だが、2021年2月23日にPS4・Switch[2]・Steam版[3]が改めて全世界向けに発売される。
本項で解説する「ドラガリアロスト」とのコラボイベント「PERSONA5 SCRAMBLE Desire Lost」は、おそらくこのリリースに合わせたものだと思われる。
履修のすゝめ[編集 | ソースを編集]
- ペルソナ5を未履修の方
できれば、できればだが上記本編をアニメでも良いから履修してからのプレイを強く勧める。
スクランブルは完全に上記本編後の話で、ドラガリにおけるジョーカーの二つ名の意味とか、
モルガナがエミュールに共感する理由とかがわからなくなってしまうからだ…
- PS4/Switchをお持ちの方
体験版が配信されています!1時間程度はプレイできるみたいなので、世界観を知るだけでもしてみてはいかがでしょうか。
- PCをお持ちの方
推奨スペックの確認は必要ですが、イベント後にSteamでの配信が決定しています!
(アクションゲーで、敵キャラも多く描画する無双ゲーなのでスペックはある程度必要かも…)
PCでプレイするのもまた一興かもしれませんね
「PERSONA5 SCRAMBLE Desire Lost」の概要[編集 | ソースを編集]
ドラガリの十八番であるハイクオリティコラボイベントの一つである。
ある日突然、ユーディル(ドラガリ主人公)の兄王子エミュール様は枕元に喋る板(スマホ)が出現したとお騒ぎになられる。
数日もすると、インストールされていたAIコンシェルジュアプリ「EMMA」の指示に従って行動することで、人々はエミュール様に心酔するようになることがお分かりになられた。
これに感銘を受けたエミュール様は、利用を止めるよう進言する雑兵サボアの声など当然聞く耳も持たず、このグラスティア大陸に平穏をもたらすべく人々からネガイを奪う「王(キング)」とおなりになられた。
そんな愛おしいエミュール様を改心させようと暗躍するユーディル(クソ虫)と、彼らの想いに応える「心の怪盗団」と繰り広げられるグラスティア全土を巻き込んだ一大イベントである。
ああ、エミュール様!もうエミュール様なしでは生きていけない…!wikiを挙げてエミュール様を讃えよう!エミュール様の素晴らしさをもっともっと広めなくては!!
そして…
- なぜグラスティアにスマホや「EMMA」が?
- エミュール様の「ジェイル」にある「力の象徴(コア)」が持つ意味とは?
- エミュール様が「王(キング)」となられるほどに抱えているトラウマとは?
- クソ虫がエミュール様に対して抱く想いとは?
これはエミュール様と「P5S」を繋ぐ、セルラン爆上げ覇権コラボイベントである。
「売上を頂戴する…!~TAKE YOUR MONEY~」
経緯[編集 | ソースを編集]
ユーディル視点[編集 | ソースを編集]
突然聖城に助けを求めて訪れた敵対関係にある兄王子エミュールの近衛兵サボア。
話を受けたユーディル一行は、サボアの仲間がいるという近くの集落を訪れるが様子がおかしい。
あろうことか村民はエミュールに心酔する集団と成り果てていた。そこで魔獣によく似た「シャドウ」という敵に目をつけられてしまう。狙われたナームは「心の怪盗団」を名乗る4人組(ジョーカー・パンサー・モナ・ソフィー)に窮地を救われる。
「シャドウ」が怯んだチャンスを逃さず聖城に避難したユーディル一行は、共に避難した怪盗団とお互いの情報を交換し、エミュールがこの異変の元凶であることを知った。
人として最低な腰抜けクズ野郎で、ヒキョウ者で図々しい王族にあるまじきすっごくヤな感じがする、絵に描いたような悪徳上司エミュールだが、そんな彼の悪行や異変を見過ごせないユーディル。ドラガリ世界に危機が迫っていることも受けて、「ジェイル」や「キング(王)」のことについて詳しい怪盗団と協力し、キングエミュールを改心させるべく行動を始める。
心の怪盗団視点[編集 | ソースを編集]
ジェイル間ワープが可能となった怪盗団は、攻略中のジェイルから渋谷ジェイルへとワープを試みていた。その際、突如ドラガリ世界へと飲み込まれるジョーカー率いるパーティー4人(ジョーカー・モナ・パンサー・ソフィー)。行き着いた先はなんとジェイルの認知世界とは異なる、ファンタジー異世界だった。
情報も無いままシャドウを討伐していたところ、シャドウに襲われていたドラガリ主人公一行と遭遇し共闘する。彼らの拠点である聖城へと避難し、情報を交換すると、この世界にも「ジェイル」が出現していることを知る。
自らの世界が原因となっているであろう、ジェイル被害に巻き込まれたユーディル達への支援。そして元の世界に戻るための情報収集という2つを目的に、ユーディルと取引・協力することに決める。あ、あと聖城でたんまりご馳走になった恩返しもあるらしい。
再現性[編集 | ソースを編集]
本イベントは原作プレイヤーがニヤリとしてしまうような再現性と、圧倒的な原作リスペクトがその魅力となっている。
筆者が感じただけでもその一部を紹介したい。
- コラボで登場するキャラクターが4人。 → ペルソナシリーズでは4人でパーティーを組んで行動する。
- 渋谷ジェイルに移動している最中の人選。 → 渋谷ジェイル攻略に最適正なパンサー。 パンサーと相性が良いモナ。 主人公と相性補完ができるソフィー。
- イベントの始まりからジョーカーを操作。 → 「P5」や「P5S」でも同じようにジョーカーを操作した後、そこに至る経緯をなぞる形でゲームが進行する。
- 「P5S」そのままのイベントシナリオ・音楽・UI・キャラ性能(正直語り切れない) → 場面切り替えの暗転シルエットが1箇所だけソフィーのシルエットになってるなど芸が細かい。
「P5S外伝」と謳われたとしてもなんら違和感が無い完成度であり、原作への多大なリスペクトを感じる内容である。
ペルソナ用語[編集 | ソースを編集]
- ペルソナ
表題の『ペルソナ』とは、自分の中に眠る『別人格』が『伝来の神や悪魔』の姿となって出現したもので、強大な力を持つ『もうひとりの自分』です。(公式サイトより抜粋)
ペルソナシリーズではお馴染みの存在。主に主人公たちが使役して共に戦う存在として描かれ、使役するものをペルソナ使いと呼ぶ。
ペルソナ5では自分が普段から抑えている怒りを開放した際に、周囲に対して被っていた心の仮面を引き剥がすことで覚醒させる。
仮面そのものをペルソナに変化させるため、ペルソナ召喚中は仮面を外している状態になる。
基本的にジェイル等の特別な異世界でしか召喚できない。
- シャドウ
人間の具現化した感情の一面、ペルソナ同様伝来の神や悪魔の姿となって現れたもの。
ペルソナ5では、異世界の主が他の人間をそうだと認知することで現れ、付き従い命令を聞く架空の存在。
数で圧倒しながら主人公たちに立ちはだかるもの。いわゆる雑魚敵。
ドラガリでは警備兵オンリーだが、エミュールがそう認識すればエミュールにヘコヘコ従う王子のシャドウとかも出てきたかもしれない…
また、歪んだ欲望が肥大化し、自我を持って異世界の主として君臨しているものも指す。
この場合は欲望の権化としてのもう一人の自分を指し、金色の目で描かれる(シャドウエミュール)
- ジェイル
日本各地に突如出現した、街一つを覆うほどの巨大な、現実とリンクした異世界。
王(キング)が人々のネガイを集めて監禁し、洗脳を行う狩場でもある。
また、王(キング)の個性や欲望が色濃く反映されるのも特徴。
スクランブルではスマホのコンシェルジュアプリ「EMMA」に特定のトモダチキーワードを入れることで侵入する裏世界。
ドラガリでは現実との境界が曖昧になっており、出入りの概念なくジェイルの空間が広がり続けている模様。
- ネガイ
言葉のまま、人が持つ抜本的な願望や欲望。
王(キング)はそのネガイをジェイルに侵入したものから奪い取り、自分の支配下に置いてしまう。
願いを奪われたものたちは無自覚に洗脳状態になり、王(キング)に心酔し全てを捧げる。
原作で洗脳された人たちは、アイドルへの貢ぎのために家財道具を売り払ったり、作家の本を100冊購入したり等、異常なまでの行動をみせることになる。
- 王(キング)
- コア
- 鳥籠・トラウマルーム
- ロックキーパー
- EMMA
応援なら、EMMAにお任せっス〜!
- 心の怪盗団
- 予告状
余談[編集 | ソースを編集]
「P5S」では渋谷→仙台→札幌→沖縄→京都→大阪→横浜→ラストダンジョンと主要都市を転々と移動しながら話が展開されていくが、本コラボイベントは、ストーリー序盤にあたる仙台→札幌→沖縄のどこかで起きたものと推察できる。
【推因】(筆者考察)[編集 | ソースを編集]
- ジェイル間移動(ワープ)が可能になる仙台より後。
- 怪盗団は各地ジェイルのキングを討伐する旅をしていると語るパンサー。 → 旅の目的の本質が見えてくる京都編より前?
- ソフィーが自身のことについて言及する描写があまり無い。 → ソフィーが自身の存在を考え始める沖縄編より前?
- 既に幾つかのジェイルに向かったことを仄めかすパンサーの台詞。 → 3つ目のジェイル札幌辺り?
- アルセーヌのスキルがそこまで強くない(マハエイガ) → ストーリー序盤?
以上の項目を踏まえると、札幌→沖縄辺りが特に有力なのではないだろうか。
ソフィー[編集 | ソースを編集]
めっちゃかわいい。
関連項目[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 1.0 1.1 リマスター版、または完全版。今からプレイする場合はP5無印よりこちらを推奨。
- ↑ Switch(日本版)の販売ページ https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000022628.html
- ↑ 販売ページ:https://store.steampowered.com/app/1382330/5/?l=japanese