ザインフラッド
ザインフラッドとは、聖城の仲間の1人にして、2体のドラゴンを守りながら旅をしてきた竜の守り人。
「我が槍捌き、とくと見よ!」
ザインフラッド
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種族 | ヒューマン |
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性別 | 男性 |
出身 | 山奥の集落 |
職業 | 竜の守り手 |
CV | 関智一 |
概要
サービス開始当初から居る初期キャラクターの1人。
通常の召喚で通常版が登場するほか、クリスマスの時期になると星竜祭verが登場する限定召喚が復刻される。
また、星5キャラ確定チケットの対象である。槍が降ってきたら彼で確定。
人物像
山奥の集落でドラゴンと共に暮らしていた、「竜の守り人」の一族にして末裔。敵対する部族[1]との戦いに敗れ、ドラゴンの遺児であるペロとチロを守りながら放浪の旅をしており、複竜契約者の噂を聞きつけユーディルを頼って聖城を訪ねた。
極めて冷静かつ温厚な性格で、気難しかったりマイペースだったりやたらテンションが高かったりと癖の強い人物が多い聖城の大人においては、非常にとっつき易い人物と言える。
ドラゴンの世話をするためか、山にいた頃から料理を嗜んでおり、家事の達人であるクラウもその風景を興味深く見物していた。食事だけでなく菓子作りにも明るい[2]。
ドラゴン守ることは一族の使命であり、私情を挟むことなく世話をすべしと教わってきたが、ユーディルらと共に過ごすうちに父親としての自覚が備わり、ペロとチロを我が子として大切に育てるようになった。時には親バカのような一面も見せる。
ペロとチロに危機が迫ったときには、普段の冷静さを失い取り乱すことも。自覚はなくとも以前から家族のように接していたのだろう。彼らの名付け親もザインフラッド。意味は、一族の言葉でそれぞれ「勇気」と「正義」のようだ。
ユニットとしての概要

ザインフラッド(恒常)
- 火傷耐性キャラ。真ブリュンヒルデに適正があり、実装当初からお世話になった人は多いはず。
え?フィヨルムが実装されたらもう用無し?そんなぁ……。現在では他の槍使いと差別化ができているから、ちゃんと強いんだぞ! - アビリティとリンクEXアビリティによって、竜化するほど攻撃力が増す。そのため、開幕から最大火力を出すことはできないスロースターターで、高速周回などには向かない。1分以上かけてクリアするクエストであれば、安定した活躍が見込める。
- マナサークル6層目が解放され、特にスキル2が大幅に強化された。そのままではあまり強化を実感できないが、あるドラゴンと力を合わせると、アタッカーとしてもバッファーとしても活躍の幅がとても広くなる。
- 詳細はユニット-ザインフラッドを参照。

ザインフラッド(星竜祭Ver.)
- 2年目の星竜祭に実装された。ずぶぬれ耐性の風属性ロッドバッファーという、真マーキュリーにて第一線で活躍していたノエルとだだ被りのポジションであり、なかなか日の目を見なかった。
- アレクシス(星竜祭Ver.)と違って、ストーリーでの戦闘描写やSEもちゃんと魔法によるもの。
- ボイスは抱腹絶倒必至。当人が真面目なキャラなだけに破壊力が半端ではない。そんな公式が病気のような彼だが、なぜか1年目の星竜祭キャラであるクラウやネファリエと共にマナサークル6層目が解放され、竜の恩寵やスキル2の強化によって、アタッカーとしての性能が高くなった。
え?中途半端?そんなぁ……。エンドコンテンツの高速周回においては、ドラゴンは他属性ながらバッファーとしてテンプレメンバーに名を連ねている。必要なんだろ?トナカイ。 - 詳細はユニット-ザインフラッド(星竜祭Ver.)を参照。
メインストーリー以外での活躍
イベントストーリー
- 現在のところとくになし。ドラゴンと共存する一族という、ゲームの根幹に触れそうな設定のキャラなのになぜなのか……。
キャッスルストーリー
- 参上!スイーツパイレーツ ワイスと共に、スイーツパイレーツにトリックオアトリートされる。ドラゴンだけではなく、ヒトの子供にも優しい一面が見られる。
- カワイイは正義 エルフィリスと共に、聖城内ではぐれたペロとチロを捜していた。彼らはよりにもよってドラゴンの滅亡を目指す御子に身柄を拘束されており、その姿を見たエルフィリスは慌てるが……。
登場護符
ゆるがりあ
- 第28話「竜を守るザインフラッド」
- 第98話「楽しいキノコ狩り」
- 第183話「サンメテオールはペロとチロ」
- 第188話「ハッピーケーキ」
関連用語
特に縁の深いキャラ
- クラウ 物知りで、ザインフラッドの一族のことも話に聞いたことがある。星竜樹の飾り付けを手伝ってくれたお礼にと、ザインフラッド達に星竜祭の衣装を作った。
- アレクシス 初期星5キャラの水属性同士。星竜祭ザインフラッドのストーリーに、
何の脈絡もなく唐突にサンメテオール姿で登場する。
- フランチェスカ&シャオレイ 護符「プレゼント・フォーユー」にて共演。解放前のイラストでは、大量のプレゼントを抱えるザインフラッドの姿が見られる。
- アマネ メインキャラ以外では唯一2回共演したことのあるキャラ。上記のキャッスルストーリーの他、星竜祭Ver.のザインフラッドのストーリーにも登場する。重要なポジションであり、ザインフラッドと間接的に因縁がある[3]ことが判明する。
名セリフ/迷セリフ
ザインフラッド | なんだかむず痒いな。 |
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- 恒常のストーリー、星竜祭Ver.のストーリー、護符など。
- あらゆる場面で呟かれるので、恐らく口癖のようなもの。ペロとチロ絡みで褒められたり、思わぬところで礼を言われると、なんだかむず痒くなるようだ。ほとんどが前者。おやおや、まるで親バカだねえ。
シゾル族の青年 | ……知らないなら教えてやる!
お前らが守っていたドラゴンはな…… 俺たちの集落を破壊したんだよ! |
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ザインフラッド | ッ……!? |
(中略) | |
ザインフラッド | (今まで俺は、何の謂れもなく
一方的に襲われたと思っていた……) (ドラゴンだから、その存在を 許さないという理不尽な理由に 憤っていた) (だが、こいつらの言葉が 真実だとしたら……) (こいつらの目に、 理不尽に映ったものは――) |
- 星竜祭Ver.のストーリー3話、急ぎ聖城へ戻ろうとするザインフラッド達を追ってきたドラゴン狩りのシゾル族との対峙。
- シゾル族はザインフラッドにとって仲間や守るべきドラゴンを殺戮した憎き仇であり、温厚な彼が珍しく敵意を見せた相手でもある。
- だが、シゾル族が竜の守り人の集落を攻撃した理由を初めて聞かされ、これまで互角以上に戦っていた相手の攻撃も避けられなくなるほどに激しく動揺する。
- 仇の身の上すら思い、攻撃をためらうところに、ザインフラッドの優しさが表れている。その背景には、ザインフラッドが彼らと同じような境遇の存在を既に知っていることもあるのかもしれない。
ザインフラッド | 俺もあの者も、望みはひとつ。
家族の……子の笑顔だ。 子が笑っている未来……その未来を 作るために、親は何を為すべきか……。 |
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- 星竜祭Ver.のストーリー4話、シゾル族との戦いをやめて、別れた後のこと。
- ヒトに崇められているドラゴンの負の側面、そしてそれによって生まれる怨嗟を、真の意味で理解したザインフラッド。
- これまでドラゴン寄りの思想だったザインフラッドが、ドラゴンもドラゴンと共に暮らす者も、ドラゴンによって大切なものを奪われた者も、全ての子供たちが親の憎しみや悲しみを受け継ぐことなく笑って過ごせる未来へ思いを馳せる、心の成長が見られる場面。
ザインフラッド | 俺たちを心配してくれて、ありがとう。
気持ちを汲まず、すまなかった。 |
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アマネ | ッ……………………。 |
ザインフラッド | ……プレゼント配りの途中で、
シゾル族に会った。 お前は……彼らに出くわすことを 危惧していたのだろう? |
(中略) | |
ザインフラッド | だから、俺を……ペロとチロを
城から出したくなかったのか。 |
アマネ | だったとしても、言葉が悪かった……。
申し訳ない……。 |
- 星竜祭Ver.のストーリー5話、無事に聖城へ戻ったザインフラッド達の様子を見守っていたアマネとの対話。
- 1話にて、アマネは「ドラゴンがプレゼント配りをすることは危険」とドラゴンを貶めるとも取れる発言をしていたが[4]、後にそれはザインフラッド達の身を案じてのものであったとユーディル伝いに知ったザインフラッドが、アマネに対して感謝と謝罪を述べる。
- 彼の素直さと誠実さがよく表れている。それまで気まずそうにしていたアマネが、彼の発言を受けて自身の態度を謝罪した。素直になれない者の本音を引き出す真摯さも、彼の力の一つなのだろう。
アマネ | お前たちが無事で本当によかった。
そして、こんなことを言うのも 不躾だが…… シゾル族を殺さないでくれて、 ありがとう。いささか困り者だが あやつらもまた大切な民なのだ。 |
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ザインフラッド | 不躾なものか。大切な者をなくしたく
ない……。誰もが抱く想いだ。 |
アマネ | ザインフラッド……。 |
(中略) | |
アマネ | いかにも。ザインフラッド……いや、
竜の守り人よ。お前に誓おう。 わらわは、奇跡の御子として、 お前の務めに協力すると! |
- 星竜祭Ver.のストーリー5話、アマネがザインフラッドへの協力を誓う場面。
- アマネはドラゴンに故郷を滅ぼされており、ドラゴンと共に暮らしてきたザインフラッドとは対極の身の上で、言わば敵同士の立場に当たる。
- だが、ザインフラッドは自身の仇を案じるアマネに対し、当然の想いであると肯定する。このことで彼が真に信頼に足る人物であると判断したのだろう、アマネはザインフラッドへ手を伸ばし、彼女の立場を心配しつつも奇跡の御子にふさわしい決断を聞き届けたザインフラッドもまた、その手を取るのだった。
- なおこの後、手放しに褒められ照れる描写がアマネに見られる。→ザイアマ