「PERSONA5 SCRAMBLE Desire Lost」の版間の差分
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+ | '''PERSONA5 SCRAMBLE Desire Lost'''とは、「[https://p5s.jp/ '''ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ''']」とのコラボイベントである。開催期間:2021年1月31日~2月12日。 | ||
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+ | こちらも参照:[https://dragalialost.com/jp/event/p5s/ '''公式サイトのコラポ特設ページ'''] | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 「'''[[ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ]]'''」('''P5S''')とは、アトラスより販売されているゲームソフト。 | |
− | + | 大人気RPGペルソナシリーズの5作目「'''ペルソナ5'''」の正当続編に当たる。 | |
女神転生シリーズや世界樹の迷宮シリーズなどで知られる株式会社アトラスと、無双シリーズのコーエーテクモゲームス(オメガフォース)が手を組んだいわゆる「ペルソナ5無双」。 | 女神転生シリーズや世界樹の迷宮シリーズなどで知られる株式会社アトラスと、無双シリーズのコーエーテクモゲームス(オメガフォース)が手を組んだいわゆる「ペルソナ5無双」。 | ||
− | 「ペルソナ5」の続編ということもあり、「明智吾郎(クロウ) | + | 「ペルソナ5」の続編ということもあり、「明智吾郎(クロウ)」や、「'''ペルソナ5 ザ・ロイヤル(P5R)'''<ref>リマスター版、または完全版。今からプレイする場合はP5無印よりこちらを推奨。</ref>」のみに登場する「芳澤かすみ(ヴァイオレット)」などは登場しない。 |
− | + | 日本及びアジア地域における本タイトルの発売は2020年だが、2021年2月23日にPS4・Switch<ref>Switch(日本版)の販売ページ https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000022628.html</ref>・Steam版<ref>販売ページ:https://store.steampowered.com/app/1382330/5/?l=japanese</ref>が改めて全世界向けに発売される。 | |
本項で解説する「ドラガリアロスト」とのコラボイベント「PERSONA5 SCRAMBLE Desire Lost」は、おそらくこのリリースに合わせたものだと思われる。 | 本項で解説する「ドラガリアロスト」とのコラボイベント「PERSONA5 SCRAMBLE Desire Lost」は、おそらくこのリリースに合わせたものだと思われる。 | ||
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''コラボイベント開催期間:2021年1月31日~2月12日'' | ''コラボイベント開催期間:2021年1月31日~2月12日'' | ||
− | ''コラボ限定キャラ: | + | ''コラボ限定キャラ:[[ジョーカー]]・[[モナ]]・[[パンサー]]・[[ソフィー]]'' |
− | ''コラボ限定ドラゴン:アルセーヌ'' | + | ''コラボ限定ドラゴン:[[アルセーヌ]]'' |
== P5Sの概要 == | == P5Sの概要 == | ||
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==== ユーディル視点 ==== | ==== ユーディル視点 ==== | ||
− | + | 突然[[聖城]]に助けを求めて訪れた敵対関係にある兄王子[[エミュール|'''エミュール''']]の近衛兵[[サボア|'''サボア''']]。 | |
− | + | 話を受けた[[ユーディル|'''ユーディル''']]一行は、サボアの仲間がいるという近くの集落を訪れるが様子がおかしい。 | |
− | + | あろうことか村民はエミュールに心酔する集団と成り果てていた。そこで魔獣によく似た「[[シャドウ]]」という敵に目をつけられてしまう。狙われた[[ナーム]]は「[[心の怪盗団]]」を名乗る4人組([[ジョーカー]]・[[パンサー]]・[[モナ]]・[[ソフィー]])に窮地を救われる。 | |
− | + | 「シャドウ」が怯んだチャンスを逃さず聖城に避難したユーディル一行は、共に避難した怪盗団とお互いの情報を交換し、エミュールがこの異変の元凶であることを知った。 | |
− | '''人として最低な腰抜けクズ野郎で、ヒキョウ者で図々しい王族にあるまじきすっごくヤな感じがする、絵に描いたような悪徳上司エミュール''' | + | '''人として最低な腰抜けクズ野郎で、ヒキョウ者で図々しい王族にあるまじきすっごくヤな感じがする、絵に描いたような悪徳上司エミュール'''だが、そんな彼の悪行や異変を見過ごせないユーディル。ドラガリ世界に危機が迫っていることも受けて、「[[ジェイル]]」や「[[キング|キング(王)]]」のことについて詳しい怪盗団と協力し、キングエミュールを改心させるべく行動を始める。 |
==== 心の怪盗団視点 ==== | ==== 心の怪盗団視点 ==== | ||
− | ジェイル間ワープが可能となった怪盗団は、攻略中のジェイルから渋谷ジェイルへとワープを試みていた。その際、突如ドラガリ世界へと飲み込まれるジョーカー率いるパーティー4人(ジョーカー・モナ・パンサー・ソフィー) | + | ジェイル間ワープが可能となった怪盗団は、攻略中のジェイルから渋谷ジェイルへとワープを試みていた。その際、突如ドラガリ世界へと飲み込まれるジョーカー率いるパーティー4人(ジョーカー・モナ・パンサー・ソフィー)。行き着いた先はなんとジェイルの[[認知世界]]とは異なる、ファンタジー異世界だった。 |
情報も無いままシャドウを討伐していたところ、シャドウに襲われていたドラガリ主人公一行と遭遇し共闘する。彼らの拠点である聖城へと避難し、情報を交換すると、この世界にも「ジェイル」が出現していることを知る。 | 情報も無いままシャドウを討伐していたところ、シャドウに襲われていたドラガリ主人公一行と遭遇し共闘する。彼らの拠点である聖城へと避難し、情報を交換すると、この世界にも「ジェイル」が出現していることを知る。 | ||
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=== 再現性 === | === 再現性 === | ||
− | + | 本イベントは'''原作プレイヤーがニヤリとしてしまうような再現性'''と、'''圧倒的な原作リスペクト'''がその魅力となっている。 | |
筆者が感じただけでもその一部を紹介したい。 | 筆者が感じただけでもその一部を紹介したい。 | ||
− | * コラボで登場するキャラクターが4人。 | + | * '''コラボで登場するキャラクターが4人。''' → ペルソナシリーズでは4人でパーティーを組んで行動する。 |
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− | + | * '''渋谷ジェイルに移動している最中の人選。''' → 渋谷ジェイル攻略に最適正なパンサー。 パンサーと相性が良いモナ。 主人公と相性補完ができるソフィー。 | |
− | * | + | * '''イベントの始まりからジョーカーを操作。''' → 「P5」や「P5S」でも同じようにジョーカーを操作した後、そこに至る経緯をなぞる形でゲームが進行する。 |
− | + | * 「P5S」そのままのイベントシナリオ・音楽・UI・キャラ性能(正直語り切れない) → '''場面切り替えの暗転シルエットが1箇所だけソフィーのシルエットになってる'''など芸が細かい。 | |
「P5S外伝」と謳われたとしてもなんら違和感が無い完成度であり、原作への多大なリスペクトを感じる内容である。 | 「P5S外伝」と謳われたとしてもなんら違和感が無い完成度であり、原作への多大なリスペクトを感じる内容である。 | ||
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* ジェイル間移動(ワープ)が可能になる仙台より後。 | * ジェイル間移動(ワープ)が可能になる仙台より後。 | ||
− | * 怪盗団は各地ジェイルのキングを討伐する旅をしていると語るパンサー。 | + | * 怪盗団は各地ジェイルのキングを討伐する旅をしていると語るパンサー。 → 旅の目的の本質が見えてくる京都編より前? |
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− | + | * ソフィーが自身のことについて言及する描写があまり無い。 → ソフィーが自身の存在を考え始める沖縄編より前? | |
− | * 既に幾つかのジェイルに向かったことを仄めかすパンサーの台詞。 | + | * 既に幾つかのジェイルに向かったことを仄めかすパンサーの台詞。 → 3つ目のジェイル札幌辺り? |
− | + | * アルセーヌのスキルがそこまで強くない(マハエイガ) → ストーリー序盤? | |
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− | * アルセーヌのスキルがそこまで強くない(マハエイガ) | ||
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以上の項目を踏まえると、札幌→沖縄辺りが特に有力なのではないだろうか。 | 以上の項目を踏まえると、札幌→沖縄辺りが特に有力なのではないだろうか。 | ||
== ソフィー == | == ソフィー == | ||
− | めっちゃかわいい。 | + | '''めっちゃかわいい。''' |
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
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− | + | * [[ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ|P5S]] | |
+ | * [[ジョーカー]] | ||
+ | * [[パンサー]] | ||
+ | * [[モナ]] | ||
+ | * [[ソフィー]] | ||
− | + | == 脚注 == |
2021年2月4日 (木) 19:40時点における版
PERSONA5 SCRAMBLE Desire Lostとは、「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」とのコラボイベントである。開催期間:2021年1月31日~2月12日。
こちらも参照:公式サイトのコラポ特設ページ
概要
「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ」(P5S)とは、アトラスより販売されているゲームソフト。
大人気RPGペルソナシリーズの5作目「ペルソナ5」の正当続編に当たる。
女神転生シリーズや世界樹の迷宮シリーズなどで知られる株式会社アトラスと、無双シリーズのコーエーテクモゲームス(オメガフォース)が手を組んだいわゆる「ペルソナ5無双」。
「ペルソナ5」の続編ということもあり、「明智吾郎(クロウ)」や、「ペルソナ5 ザ・ロイヤル(P5R)[1]」のみに登場する「芳澤かすみ(ヴァイオレット)」などは登場しない。
日本及びアジア地域における本タイトルの発売は2020年だが、2021年2月23日にPS4・Switch[2]・Steam版[3]が改めて全世界向けに発売される。
本項で解説する「ドラガリアロスト」とのコラボイベント「PERSONA5 SCRAMBLE Desire Lost」は、おそらくこのリリースに合わせたものだと思われる。
コラボイベント開催期間:2021年1月31日~2月12日
コラボ限定ドラゴン:アルセーヌ
P5Sの概要
前作「ペルソナ5」の世界から1年後。
事件の解決と共に消えたはずの認知世界の脅威が、再び現実世界の危機として襲いかかろうとしていた。
偶然「ジェイル」と呼ばれるその危険な認知世界に迷い込んだ怪盗団。そこで出会った謎の少女「ソフィア(ソフィー)」と共に、全国各地に点在するジェイルの元凶「王(キング)」を倒す夏休みが始まる…!
「PERSONA5 SCRAMBLE Desire Lost」の概要
ドラガリの十八番であるハイクオリティコラボイベントの一つである。
ある日突然、ユーディル(ドラガリ主人公)の兄王子エミュール様は枕元に喋る板(スマホ)が出現したとお騒ぎになられる。
数日もすると、インストールされていたAIコンシェルジュアプリ「EMMA」の指示に従って行動することで、人々はエミュール様に心酔するようになることがお分かりになられた。
これに感銘を受けたエミュール様は、利用を止めるよう進言する雑兵サボアの声など当然聞く耳も持たず、このグラスティア大陸に平穏をもたらすべく人々からネガイを奪う「王(キング)」とおなりになられた。
そんな愛おしいエミュール様を改心させようと暗躍するユーディル(クソ虫)と、彼らの想いに応える「心の怪盗団」と繰り広げられるグラスティア全土を巻き込んだ一大イベントである。
ああ、エミュール様!もうエミュール様なしでは生きていけない…!wikiを挙げてエミュール様を讃えよう!エミュール様の素晴らしさをもっともっと広めなくては!!
そして…
- なぜグラスティアにスマホや「EMMA」が?
- エミュール様の「ジェイル」にある「力の象徴(コア)」が持つ意味とは?
- エミュール様が「王(キング)」となられるほどに抱えているトラウマとは?
- クソ虫がエミュール様に対して抱く想いとは?
これはエミュール様と「P5S」を繋ぐ、セルラン爆上げ覇権コラボイベントである。
「売上を頂戴する…!~TAKE YOUR MONEY~」
経緯
ユーディル視点
突然聖城に助けを求めて訪れた敵対関係にある兄王子エミュールの近衛兵サボア。
話を受けたユーディル一行は、サボアの仲間がいるという近くの集落を訪れるが様子がおかしい。
あろうことか村民はエミュールに心酔する集団と成り果てていた。そこで魔獣によく似た「シャドウ」という敵に目をつけられてしまう。狙われたナームは「心の怪盗団」を名乗る4人組(ジョーカー・パンサー・モナ・ソフィー)に窮地を救われる。
「シャドウ」が怯んだチャンスを逃さず聖城に避難したユーディル一行は、共に避難した怪盗団とお互いの情報を交換し、エミュールがこの異変の元凶であることを知った。
人として最低な腰抜けクズ野郎で、ヒキョウ者で図々しい王族にあるまじきすっごくヤな感じがする、絵に描いたような悪徳上司エミュールだが、そんな彼の悪行や異変を見過ごせないユーディル。ドラガリ世界に危機が迫っていることも受けて、「ジェイル」や「キング(王)」のことについて詳しい怪盗団と協力し、キングエミュールを改心させるべく行動を始める。
心の怪盗団視点
ジェイル間ワープが可能となった怪盗団は、攻略中のジェイルから渋谷ジェイルへとワープを試みていた。その際、突如ドラガリ世界へと飲み込まれるジョーカー率いるパーティー4人(ジョーカー・モナ・パンサー・ソフィー)。行き着いた先はなんとジェイルの認知世界とは異なる、ファンタジー異世界だった。
情報も無いままシャドウを討伐していたところ、シャドウに襲われていたドラガリ主人公一行と遭遇し共闘する。彼らの拠点である聖城へと避難し、情報を交換すると、この世界にも「ジェイル」が出現していることを知る。
自らの世界が原因となっているであろう、ジェイル被害に巻き込まれたユーディル達への支援。そして元の世界に戻るための情報収集という2つを目的に、ユーディルと取引・協力することに決める。あ、あと聖城でたんまりご馳走になった恩返しもあるらしい。
再現性
本イベントは原作プレイヤーがニヤリとしてしまうような再現性と、圧倒的な原作リスペクトがその魅力となっている。
筆者が感じただけでもその一部を紹介したい。
- コラボで登場するキャラクターが4人。 → ペルソナシリーズでは4人でパーティーを組んで行動する。
- 渋谷ジェイルに移動している最中の人選。 → 渋谷ジェイル攻略に最適正なパンサー。 パンサーと相性が良いモナ。 主人公と相性補完ができるソフィー。
- イベントの始まりからジョーカーを操作。 → 「P5」や「P5S」でも同じようにジョーカーを操作した後、そこに至る経緯をなぞる形でゲームが進行する。
- 「P5S」そのままのイベントシナリオ・音楽・UI・キャラ性能(正直語り切れない) → 場面切り替えの暗転シルエットが1箇所だけソフィーのシルエットになってるなど芸が細かい。
「P5S外伝」と謳われたとしてもなんら違和感が無い完成度であり、原作への多大なリスペクトを感じる内容である。
余談
「P5S」では渋谷→仙台→札幌→沖縄→京都→大阪→横浜→ラストダンジョンと主要都市を転々と移動しながら話が展開されていくが、本コラボイベントは、ストーリー序盤にあたる仙台→札幌→沖縄のどこかで起きたものと推察できる。
【推因】(筆者考察)
- ジェイル間移動(ワープ)が可能になる仙台より後。
- 怪盗団は各地ジェイルのキングを討伐する旅をしていると語るパンサー。 → 旅の目的の本質が見えてくる京都編より前?
- ソフィーが自身のことについて言及する描写があまり無い。 → ソフィーが自身の存在を考え始める沖縄編より前?
- 既に幾つかのジェイルに向かったことを仄めかすパンサーの台詞。 → 3つ目のジェイル札幌辺り?
- アルセーヌのスキルがそこまで強くない(マハエイガ) → ストーリー序盤?
以上の項目を踏まえると、札幌→沖縄辺りが特に有力なのではないだろうか。
ソフィー
めっちゃかわいい。
関連項目
脚注
- ↑ リマスター版、または完全版。今からプレイする場合はP5無印よりこちらを推奨。
- ↑ Switch(日本版)の販売ページ https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000022628.html
- ↑ 販売ページ:https://store.steampowered.com/app/1382330/5/?l=japanese